Haji Ali / 自分との対面

Haji Aliからの帰り道
別の方にも声を掛けられ、菊ちゃんと元々友人であったかのように楽しそうに参道でお喋り。

こちらの方って皆さん目力があるので、ちょっと怖そう。。にも見えるけれど
この旅では行く先々でとても親切にして頂きましたよ、本当に🙋👨

電車で、飲食店で、タクシーで、道端で…
皆様絶妙なタイミングで手を差しのべてくださる。
そんな場面が何度もありました😌

結局この日はホテルまで徒歩で戻ったけれど
途中Mapには出ないエリアを見つけてショートカット。

細く続く一本道は進むほどに
あまり歓迎されていない空気感を感じましたね😵

「早く出ていけ、お前達の来るべきところではない」

と、そこら中の空気から言われているようで
しっかり緊張感を持ちつつ、ひたすら前進。
もう一度通るかと聞かれたら
答えはNOですね、即答で。

歩いて、歩いて
いつもの場所まで戻った頃にはもう夕方。

例に倣ってこの日もお父さんのチャイに安堵して、夜はピンクソルトをたっぷり入れたお湯に浸かりました🛀

五感をフルに使った1日は
目を閉じても、奥の方でジンジンと興奮冷めやらぬ…でしたね。

インドを旅すると価値観が変わると言うけれど

インドを旅するというよりも
この地を通して自分という人間をまざまざと見せつけられている、と言う方がしっくりくる。

臆病な自分や以外と割り切れる自分。
冷淡な所やズルイ所。
自分でも気付かなかった暖かい愛ある一面。

「それら全てを恐れずに受け入れて認識しなければ、この旅を実りあるものにすることは出来ないぞ」
と、この地に教えられているようなそんな感じがしました。

心身共に刺激を受けて
今夜は泥のように深く眠るのだろうと思っていたけれど、あろうことか朝まで悪夢に魘されては起きるの繰り返し。。

しかも悪いことに
起きてもまた続きから夢が始まるのです..

これぞ、悪夢。

そしてついに私は夢の中で死亡。
まさにThe End.

夢の中で
「死んじゃった!」と素っ頓狂な認識をして衝撃で目が覚めると、窓の外は綺麗な朝焼けでした☀️

怖いのと、生きているという安堵に
汗びっしょりのまま起き上がれずにいると
どこからともなく漂うコーランの音☪️

その音を聞いているうちに
私は死んで無くなってしまったのではなく
この地で新しく生まれ替わったのだという答えが沸いてきました。

こうして自分で納得のいく答えが出た後は
恐れは無くなり、フワフワと心が軽い😌

そして残りの旅時間も楽しもうと、素直に思うことができました🙏

「死ぬ」

という夢は不吉であまり見たくはないけれど

Haji Aliを訪れた1日を通して
ムンバイという地を通して
インドの洗礼を受けたのかもしれませんね🇮🇳

目には見えぬ不思議な力

信じるか、信じないかはあなた次第。。

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