蟹座は絶えず自身の内側に水が湧き上がっているとか、
蟹座は特に綺麗な水が湧く場所を好むとか🦀
私の星座と水は切り離せないものなんだなということが分かってから、綺麗な水のそばに住見たいと漠然と思い描くようになりました。(しいたけ占いのパーソナルカラー診断も水色だし、人魚になりたい願望もある)
いつしか思いは願いに変わって、ついには宮古島に移住する事で2020年に願いが叶ってしまいました。何かひとつ叶う度に「なつかさん、強く願えば叶うんです!」といつも言っていた友人ノンちゃんの顔を思い出します。
移住してからは朝泳ぎに行ったり夕飯前に散歩に行ったりと、毎日の生活の中に海に触れるというルーティーンが自然と加わりました。晴れでも雨でも宝石のように美しい宮古島の海は、世界の海を探検した方でさえをも魅了し定住するくらいの素晴らしい青。時間や場所、月の満ち欠けなど様々な表情を持つ宮古ブルーに、私の青の概念も180°ひっくり返りました。
まだ誰もいない朝の海で恐ろしく美しい青に浮かんでいると、ふいに我を忘れる瞬間が訪れます。キラキラ揺れる水面ととんでもなく鮮やかな宮古ブルーは、目がおかしくなったんじゃないかと自分を疑うほど。
青に見とれて
美しさに驚いて
プカプカ浮かびながら所有している自身の体を完全に忘れている、その瞬間がたまらなく好きです。これこそ私から解放されて、私になる瞬間。ほんの一瞬だけど、とても心地が良い「無の空間」。海へ入る度に、浜辺を歩く度に、この場所へ来て良かったのだと強く実感しています。
今のところお気に入りは二箇所。完全に自分のフィーリングだけど、裸足で歩くなら渡口の浜がおすすめです。急がずに、波打ち際をゆっくりと。。
ここは自分の足で大地を踏みしめて歩く喜びを一歩一歩実感できる特別な浜だと思うんです。人魚が初めて陸に上がったらきっとこんな気持ちなんだろうなとアリエルを思い出しました。
そして海に浸かるなら17エンド。
何かに守られているようなゼロフィーリングな心地良さがあって、何故かとっても安心して入水することができます。おまけに海底の砂粒が目視できるくらいとっってもクリア!水がひいた後の白いサンドバーも圧巻で映え撮りには最高ですが、たっぷり海水が満ちている時の方が私は幸福を感じます。なんでだろう。泳ぐつもり無く行ってもきっと「泳いじゃう?」と気が変わるくらいの素晴らしい青が17エンドにはあります。
そんな宮古ブルーがいつまでも続くように、持ち物やゴミには最新の注意を払って、この地で存分に私に還りたいと思います。
さあ、頭の中の小さな世界で生きるのはもう終わり。
美しい水のそばで、まずは自分の今を知ることから始めましょうね。