CHAI / ムンバイでチャイを嗜む

Mumbai City
インド最大の都市、ムンバイへの旅が決まってから

「チャイチャイチャイ、チャーイ」

と、菊ちゃんが唱えるようになりました。
(インド経験者)

やたらリズムが良いこのフレーズ

ムンバイの通り沿いや街中で
どこからともなく聞こえてくるんですよ。

「チャイチャイチャイ、チャーイ」
「チャイチャイチャイ、チャーイ」

って。

そんな声に連られて

私の記念すべきムンバイ一杯目のチャイは
ストリートチャイ屋さんにて☕️

お兄さんにジェスチャーで
二杯の「2」を伝えて

いざ、チャイ‼️

「あっつ!うんま!あっつ‼️」

確かこんな第一声。

小さなガラスのショットグラスで飲むチャイは
濃厚でスパイシーでしっかり甘くて美味♡

一杯目にして
完全にノックアウトされました。

こんなに美味しいチャイが
17円ほどで飲めるのも素敵すぎるっ👍

その後二軒、三軒と飲ませて頂いたけれど
どのお店もスパイスと生姜のピリ辛具合が
すんばらしい!

作り方を観察していると
共通していたのは
すりおろし立ての生姜をたっっぷり入れることと
溶岩のマグマのように
チャイをボッコボコに沸騰させること!
(吹き零れなんて何のその!)

訪れた中でも私達が連日通ったのは
宿泊していたフォーシーズンズホテルのすぐそばにある一軒。

黒い店構えのそのチャイ屋さんは
どの時間帯に行っても
お客さんがチャイtimeをしていました。

こちらのお父さんの
何とも言えない穏やかな雰囲気に
絶大な安心感と居心地の良さがあって

朝、夕と熱々の一杯を飲みに行っては癒されました、本当に♡

お客さん達を見ていると

もはやチャイは生活ルーティンの一部であり
人と人を繋ぐツールなのかなという印象。

ジリジリと太陽が照りつけるムンバイで
1日の観光を無事に終えて飲むお父さんのチャイは
特別に美味しかったなぁ。。

帰国してからは無性にチャイが恋しくなり
頭にインプットした作り方で挑戦してはみたものの…

何かが…違う、だいぶ違う…

試行錯誤を繰り返すこと数回
ついに辿り着いた答えが

「ムンバイで飲んだから美味しかったんだ」

です!

ムンバイの気候、土地柄、街の雰囲気や自分の感情etc

その全ての要素が凝縮されてあのチャイは出来上がっていたんですよね。

本場で体験する喜び
本場で知るリアルな美味しさというのは
こういうことなのかと
ムンバイを後にしてからも大きな学びがありました😌

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